2014年2月16日日曜日

まっすぐ

 


小さいころから、

「この道はどこまで続いているんだろう、自由に進んでいければいいな」、

「何も考えずに、どこまでも行ってみたい」

という気持ちを持ちながら、街や風景を見ていたせいか、

地平からまっすぐ見た構図の写真を撮ることが多いです。


まっすぐの写真は、ありきたりで、面白みがないようですが、

構える場所・高さや、左右のバランス、

あと、障害物や光の向きなども考える必要もあり、

意外と撮るのが難しい気がします。


まっすぐ進みたくても迂回しなければならない、

まっすぐ生きたくても妥協しなければならない、

日常と同じように、難しいことが多いからこそ、

まっすぐの写真が撮れたときの達成感、写真の美しさがあるのかもしれませんね。


去年(2013年)の秋・冬に出会った風景の中で、

一番の"まっすぐ写真"を1枚ずつ載せてみました。

皆さんはどんなまっすぐな風景が好きですか?


(上の写真 紅葉の高野山(和歌山県))
(下の写真 桐生の蔵の路地(群馬県))

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