2014年1月29日水曜日

水仙 -冬の淡い光に映える白い妖精-


先週の週末は、静岡と兵庫で、水仙の花の撮影に出かけてきました。


水仙の花をメインに撮影するのは実は初めてでしたが、

訪れた三か所ともロケーションが素晴らしく、

恵まれた好天も相まって、

私の心に、清々しい風を運んでくれました。




○爪木崎(静岡県下田市)

伊豆半島の南のはしっこの街、

下田市にあります。

ゆるやかな崖の斜面に白い水仙がびっしりと咲いていました。

白い灯台と小さな漁港がそばにあり、

おばあちゃんが干物をつくって売っていたのも印象的でした。






○灘黒岩水仙郷(兵庫県南あわじ市)

水仙は、日本三大自生地というのがあって、

ここ灘黒岩も、その一つに数えられています。

兵庫県と四国の間にある大きな島、淡路島の南側にあり、

広々とした青い海、さえぎるものがない山の斜面、

そして、なんとなく愛らしい歩道とあずまやが、アクセントとなり、

別世界に来たような気分になりました。





○立川水仙郷(兵庫県洲本市)

灘黒岩からさほど離れていない、淡路島の山の中にもう一つの水仙の名所があります。



ここの特徴は、日本水仙(下写真の上)と西洋水仙(下写真の下)の両方が見られること。

違いが分かりますか?




小さい頃、母親に「一番好きな花は何か?」と聞かれて、

通学路そばの草むらに咲いていたのを見て、

なんとなく「水仙」と答えた思い出があります。

それから、20年以上たちましたが、

今ようやく、どうしてこの花が好きになったのか、

少し分かった気がします。




週末は、水仙の撮影のほか、東京にとんぼ返りして行ったカフェで素敵な出会いがあったり、

途中寄った三重県で、街並みを堪能したりで、よい時間が過ごせました。


素敵なヒトやモノとの出会いに感謝しつつ、

これからも有意義な時間を過ごしていきたいと思います。

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