写真をたくさん撮っていると、
自分がどんなモノを美しいと思い、
どんなモノに心を動かされるのかが、
なんとなく分かってきて面白いです。
上の写真は、海外の旅先で見つけた、
紅葉した蔦の写真です。
赤の葉っぱ、
緑の葉っぱ、
その中間の葉っぱ、
一枚一枚見ると、どれも微妙に色が違い、
バラバラなのに、
全体を見れば、絶妙なバランスや、
コントラストがある。
私は、自然風景、
中でも花や木を撮ることが多いですが、
お花畑や木々を見て美しいと思うのは、
一つ一つの色が少しずつ違っていたり、
花びらや葉っぱの色を引き立ててくれるような、
他の色があるからだと思うのです。
少なくとも、
花びらや葉っぱの色が同じモノばかりだったり、
その色しか目立っていないならば、
感動はあまり得られないのでは、と思います。
なので、紅葉の時期になると、
真っ赤に染まった葉っぱばかりの木に、
人は集まりますが、
そんな中、私は、
まだ染まっていない緑の葉っぱを多く持つ、
グラデーションのある木を探していたりします。
ちょっぴりひねくれ者ですね。
明日から久しぶりに撮影に出かけます。
さて、どんな風景に出会えるでしょうか?
(写真 ロサンゼルス郊外のゲッティセンターにて(米国))
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