2014年1月24日金曜日

イロイロな混ざりあい



写真をたくさん撮っていると、

自分がどんなモノを美しいと思い、

どんなモノに心を動かされるのかが、

なんとなく分かってきて面白いです。




上の写真は、海外の旅先で見つけた、

紅葉した蔦の写真です。

赤の葉っぱ、

緑の葉っぱ、

その中間の葉っぱ、

一枚一枚見ると、どれも微妙に色が違い、

バラバラなのに、

全体を見れば、絶妙なバランスや、

コントラストがある。


私は、自然風景、

中でも花や木を撮ることが多いですが、

お花畑や木々を見て美しいと思うのは、

一つ一つの色が少しずつ違っていたり、

花びらや葉っぱの色を引き立ててくれるような、

他の色があるからだと思うのです。

少なくとも、

花びらや葉っぱの色が同じモノばかりだったり、

その色しか目立っていないならば、

感動はあまり得られないのでは、と思います。



なので、紅葉の時期になると、

真っ赤に染まった葉っぱばかりの木に、

人は集まりますが、

そんな中、私は、

まだ染まっていない緑の葉っぱを多く持つ、

グラデーションのある木を探していたりします。

ちょっぴりひねくれ者ですね。



明日から久しぶりに撮影に出かけます。

さて、どんな風景に出会えるでしょうか?



(写真  ロサンゼルス郊外のゲッティセンターにて(米国))

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